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ゼフィルス@北信

7月に入り、蝶屋にとって一年で一番忙しい時期になりましたね。7月第1週は選択肢が多すぎて毎年悩みますが、キマルリや久松などはもう遅そうなので、夏の蝶を探しに北信まで行ってまいりました。

土曜は飯山と上越・十日町の県境あたりのブナ林にでも行こうと思ったのですが、現地に着いてみると朝から豪雨。雨雲レーダーを見ると白馬の方は雨は降っていないようなので、急遽変更。

まずは、あまり得意でないカシワ喰いのゼフを見に行ってみる。
昨年来た時はマイマイガ(?)の大発生で、見るも無残なカシワ林でしたが、今年は結構奇麗な木も多い。

カシワは遠くからだと、樹形のせいかあまり大きく見えないが、近づくとその大きさに8m竿でも躊躇する。おまけに枝が太いため疲れる^^;

20~30本叩いて、ようやく最初の1頭が見つかる。まだ午前中なので不活発ですぐ落ちてきた。

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ハヤシミドリシジミ♂#1
2015'07'04,長野県

やはりまだ発生が始まったばかりで、個体数は非常に少ない。ウスイロオナガでもいれば良いのに、他にはミズイロオナガを数頭見ただけでした。

いつもはあまり奥まで行かないのですがまだまだ消化不良なので、今回は少し奥まで行ってみる。
入口付近からみると大した大きさではないが、ここのカシワの疎林は山梨と比べると規模がケタ違いである。

木を叩くと、またシジミが下りてきた。ん?雌かな、と思い近づくと
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クロシジミ♂#1
2015'07'04,長野県

クロシジミでした!木の上飛んでると、ゼフィルスと見分けが全くつかない笑
周りのススキを叩いてみるとそこそこの個体がいた。すでに雌も何頭かいたようだ。

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クロシジミ♂#2
2015'07'04,長野県

クロシジミはここ数年、数回遭遇してますが、中々翅を開く場面に遭遇しませんね・・・。幸運にも自宅の近場にも産地があるので、これは来年の課題にでもしておきましょう。

カシワ林にもどり、またハヤシミドリを探してると幸運にも再び1頭見つかりました。
翅をすりすりしてるので、近くで見守っていると
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ハヤシミドリシジミ♂#2
2015'07'04,長野県

入り組んだススキの中で翅を開いたので、これ以上近づけず・・・。

午後になり、夕方に活動するゼフも探しに先々週のアサマで目星を付けておいた場所へ移動することに。
ゼフィルスでは初めてくる場所だが、着くとすぐにテリを張ってる個体を見つけることができた。

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エゾミドリシジミ♂#1
2015'07'04,長野県
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エゾミドリシジミ♂#2
2015'07'04,長野県

翅のみでの同定にあまり自信がないですが、時間帯では間違いなくエゾミドリだ。エゾミドリの撮影は初めてなので、非常に嬉しい。
しかし、普通は高所でテリ張りするエゾがなんで目線の高さで・・・と思ったら、頭上には相当な数の個体が飛びまわってる^^;テリ争いで負けて、仕方なく下に降りてきたのでしょうか?笑

といっても、2mほどあるので、上手く全体を光らせる角度では撮れず。

ウラクロやウラキンも期待してたほど飛ばず、この日はこれで終了。


翌日、6時に起きるはずが1時間寝坊してしまう^^;慌てて、昨日エゾミドリがテリ張りしてたポイントへ向かう。

7時半くらいに着くが、まだ気温も低く静かな朝という感じ。ジョウザンが飛び出すまで、近くの木を叩いてみる。

最初に降りてきたのは、Favoの雌だ。
結構あっさり翅を開いたので、裏を撮影するのを忘れてしまった^^;

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ジョウザンミドリシジミ♀#1
2015'07'05,長野県

そのときは雰囲気でジョウザンミドリかなという感じで撮影してたが・・・根拠はありません笑

次は嬉しい嬉しいウラミスジシジミ!
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ウラミスジシジミ#1
2015'07'05,長野県

15分くらい睨めっこしてたら・・・
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ウラミスジシジミ#2
2015'07'05,長野県
表翅は初撮影!

そうこうしているうちに8時になりジョウザンが飛び始めた。

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ジョウザンミドリシジミ♂#2
2015'07'05,長野県

ジョウザンは目線より下に止まることが多いので、本当に助かる!ただ、ここは背丈が高い下草が多いので、見下ろすには脚立が必要^^;

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ジョウザンミドリシジミ♂#3
2015'07'05,長野県

林道沿いに脚立を立て、バランス崩さないように撮影するのは結構難しい。蝶を目の前にすると、意識が100%そっちに行くので、なおさら危ない笑

いつの間にか、脚立でテリ張りする賢いやつも現れる^^;
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ジョウザンミドリシジミ♂#4
2015'07'05,長野県

撮影するには個体数が多すぎて止まる時間が極端に短いのが難点だが、素直な場所に止まってくれるし、カメラのレンズも気にしないでくれるので、撮影し放題だった!

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ジョウザンミドリシジミ♂#5
2015'07'05,長野県

初撮影のエゾミドリとウラミスジを撮れたのは、個人的に非常に嬉しい。ジョウザンミドリとは相性が良くて、今回も結構撮影出来た。ただ朝早いので、現地に泊まる必要があるのはちょっとキツいかな笑

次回はハヤシとウラジロが撮りたいですねー。
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by crysozeph | 2015-07-05 23:58 |

アサマシジミ@長野県

更新がGW以来滞ってましたが、雲間端黄チョウや紅紋烏シジミなどにチャレンジして連敗してました。


先週の土日は生憎の天気の中、アサマシジミを探しにいってきました。
アサマシジミは12~3年ほど前までは茅ヶ岳に群産していたくらい身近な蝶という印象でしたが、そこがダメになって以来縁の無い蝶です。昨年も長野県北部に探しに行きましたが良く分からず敗退した苦い経験があります^^;

早めのゼフィルスの様子も見ておきたいので新潟と長野の県境の標高の低い場所をうろうろしてみましたが、午前中はこれといった成果を上げることが出来ませんでした。
これはマズいということで、昨年夏にエビラフジを見かけた場所に移動することに。

途中、交通事故による渋滞に巻き込まれ大幅に時間をロスしてしまった上、雨が降り出す始末・・・。

目を付けていた場所に着いたのは15時になろうかという頃。雨も相変わらず降っているが、気温が高いのは幸い。

車を止めてエビラフジを探してみるとすぐ見つかり、花に来てるシジミも発見!
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ヒメシジミ♂#1
2015'06'20,長野県

残念、ヒメシジミでした。奇麗な蝶であることは間違いないが群れるほどいるので、アサマと混成している場合、厄介な存在である。

10年前のアサマシジミの記憶を辿りつつ大きい蝶影に絞って探して、ようやく見つけることが出来ました!
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アサマシジミ♂#1
2015'06'20,長野県

白馬の個体は色々な青さをしていると聞くが、この個体は低地でよく見かける青さである。まぁアサマシジミと一目で分かるので、これはこれで有りがたい(笑

その内、目が慣れてくるとそこそこの数がいることが分かった。

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アサマシジミ♂#2
2015'06'20,長野県

後翅に僅かな欠けがあるが、この個体が本日一番の青さだった。アサマシジミ特有の青と黒筋のコントラストがとても奇麗。

雨が降っているが結構活発に飛んでいて、エビラフジでの撮影機会もそれなりにありました。
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アサマシジミ♂#3
2015'06'20,長野県

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アサマシジミ♂#4
2015'06'20,長野県

雄に関していえばヒメシジミとは結構見分けられるようになったが、雌はどうだろうか・・・笑

エビラフジに止まっている雌を注意してみるが、予想以上にヒメシジミらしい個体が多いことに悪戦苦闘^^;

周りの下草を叩いているとやや大きな雌が飛び出す。期待して覗いてみると、どうやらアサマの雌のようである。
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アサマシジミ♀#5
2015'06'20,長野県

5番目の黒点が楕円形になっているので、間違いないでしょう。この雌はややスレている印象があるけれど、雌は数頭しか見かけず、まだ発生初期の模様。

この後は雨が強くなり撤収。1泊したが翌日も雨が強く長野はここまで。

帰りに山梨のアサマシジミも探してみたけれど、ナンテンハギはあれど成虫は見つからず、改めてアサマシジミの難しさを思い知らされた。

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ホシミスジ♀
2015'06'21,山梨県北杜市

来週からは本格的なゼフになるかと思いますが、もう一度長野北部のアサマに行くか、色々迷っているところです^^;

とりあえず、6月は数年越しのアサマシジミの撮影が出来、ここも更新出来たので大満足です!
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by crysozeph | 2015-06-24 00:11 |

続クロマダラソテツシジミ@神奈川県

昨日ちらっと覗いて、場所と状況が掴めたので本日朝から改めてクマソの様子を見てきました。

休日とだけあって人が凄くいるのではと心配しましたが、思ったより静かでした笑


今日は時間もあったので、さらに西側の少し離れた場所も探してみましたが特に見られず、結局昨日の場所に頼ることに。

昨日見つけておいた新芽の場所に行くと、さっそく産卵してる雌を見つけられました。よくよく見ると新芽には結構な数の卵!
あまり条件の良い芽がないので、観察出来る範囲では一極集中してるようです。

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クロマダラソテツシジミ♀#1
2014'10'25,神奈川県

産卵を終えて一休み。

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クロマダラソテツシジミ♀#2
2014'10'25,神奈川県

鮮度はご覧の通りいまいちだが、表面はきれいな低温期の個体。

他にも撮影されてる方がいらっしゃって、クマソの話だけならず、色々楽しいお話を聞かせ頂き有難うございました!

クマソのポイントには、ウラギンシジミやムラサキツバメなど、この時期らしい蝶もいた。
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ムラサキツバメ♀
2014'10'25,神奈川県

本当はこんなイメージでクマソで撮りたかったのだが・・・笑

鮮度もあまり良くないので、少し移動してみることに。


神奈川県沿岸はやはりどこもソテツが多いので、探し甲斐はある。別の良い方をすれば、ポイントになりそうな所が多く見つけにくい笑

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ソテツ
2014'10'25,神奈川県

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ソテツ
2014'10'25,神奈川県

2011年に記録が出た場所を一通り見てきた。雰囲気はとても良いが、どこもウラナミシジミのみ。

最後に、2011年に自分が一番多く見たところに行くと、1頭だけいました!

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クロマダラソテツシジミ♂#3
2014'10'25,神奈川県

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クロマダラソテツシジミ♂#4
2014'10'25,神奈川県

雌ばっかりだったので、比較的鮮度の良い雄が最後に撮影出来て良かった!

新鮮な低温期の雌を撮影したいので、次世代が出れば再チャレンジしてみたいです。
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by crysozeph | 2014-10-25 22:17

2014年神奈川県のクロマダラソテツシジミ

キマルリの次の記事がクマソになるとは思いませんでした^^;

最近忙しくて放置気味なのですが、今日は休みを取って少し前から噂になってるクマソを見に行ってきました。

これは速報として、後日まとめます・・・?笑

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クロマダラソテツシジミ♀
2014'10'24,神奈川県

場所は2011年にメインで見られた場所で1♂、その少し西寄りの場所で1♂3♀でした。2♀は産卵していて、来月にかけて発生が見られるかもしれません。

特に細かい情報無しで、行き当たりに見つけられたので、既に各地で発生しているのかもしれません。
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by crysozeph | 2014-10-24 15:09

低地性ゼフィルス@新潟

前回の続きの更新が滞ってますが、昨日は新潟に行ってきましたので、こちらから更新^^;


やや時期を外し気味なのは承知でしたが、昨日は新潟へチョウセンアカシジミを見に行ってきました。
昔、ゼフを採りに新潟には何度か行ってますが、その頃はチョウセンアカがいるなんて思いもしませんでした。

今回もポイントは細かくは知りませんが、はさ木に使用してるトネリコの風景を頭に入れ出発です。

最初にお馴染みグーグルのストリートビューで目星を付けていた場所は、ギフチョウを撮りに良く行く場所でしたが、ゼフ目線で現地を見たことがなかったので正直チョウセンアカシジミがいるなんて想像は出来ませんでした。

運良く、車も止めるスペースもあり、耕作地や民家からは少々離れたポイントでした。
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チョウセンアカシジミの生息地付近
2014'06'21,新潟県見附市

早速、枝先を叩いてみるとそれらしき蝶が飛びだす。ふらふら飛んで、下草に降りてきた。
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チョウセンアカシジミ♀#1
2014'06'21,新潟県見附市

ほう、思ってた以上に動きが鈍い^^;

並木をペシペシ叩いてると、ふと看板が立っていることに気付いた。

“昆虫類の採取、植物の採取を禁ず”
条例ではなく、町の委員会が設置した看板のようです。

採集する訳じゃないので気にしないでも良いかと思いましたが、トネリコを叩いている以上、目に付きかねない行動をしているかも・・・と、そそくさと場所を変えることにする(笑)

この周辺にもポイントはあるようですが、ストリートビューではトネリコを見つけられなかったので、わき道に入らないといけない模様。
周辺を車で流しながらトネリコを探す。はさ木の為に人為的に植えてある木なので、人里近くにあるのは仕方ないが、人家の庭先にやはり多い。

しかし、目が慣れてくると結構見つかるものだ。
市内の隣町で、今度は田んぼの脇に良い感じに並んでいるトネリコを見つけた!

よし、これは・・・と思ったけれど、今度はキープアウトのテープが。
噂に聞いてましたが、心ない蝶好きがいたのかもしれませんね。

仕方ないで有名ポイントは諦め、時期も遅いようなので、標高を上げポイントを開拓することにする。
と言っても、もともと放蝶由来がほとんどの種にオリジナルのポイントも何もないが(笑)

標高500mほどまで上がってきた。ここでも、はさ木を目印に場所を探す。

水田の脇に植わっているトネリコ、背の低い木はハンノキのようだ。
水田とトネリコの間には沼地があり、ここなら迷惑にあまりならなそうだ!

早速叩いてみると、1頭降りてきた。
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チョウセンアカシジミ♂#2
2014'06'21,新潟県

標高を結構上げたのにも関わらず、雄は結構擦れている。
しかし、1回叩くだけで2~3同時に出てくることもあるほど個体数は多い。

期待通りここにはミドリシジミもいた!
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ミドリシジミ♂#1
2014'06'21,新潟県

まだ昼前だが、薄曇りのためか結構活発に飛んでいる。

翅を擦り合わせ始めたので、期待してると・・・

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ミドリシジミ♂#2
2014'06'21,新潟県

新鮮な個体だ。曇っているので、理想的な色で撮れた!
角度を変えて撮ろうとしたら飛んでしまった。


ここはトネリコの脇に小さな栗が植わっており、ミドリシジミが2~3頭来ている。
枝先を叩くとヒョウモンや、小さい蝶が沢山飛びだす。

その中に、いました!
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ウラキンシジミ♀
2014'06'21,新潟県

ここでの在来種ともいえるウラキンシジミ。雰囲気は似ているので一見すると見過ごしてしまいそうだ。


狭い生息地だが、3種のゼフが楽しめ良い場所が見つけられた。
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チョウセンアカシジミ#3
2014'06'21,新潟県

次に、1本隣の道沿いを探してみる。
ここはチョウセンアカ関連では中々見ない地名なので、平穏な気持ちで撮影出来るだとうか・・・笑

探してみるとやはりすぐトネリコが見つかった。数は先ほどの場所より少ないが、叩いてみると数頭いるようだ。

チョウセンアカはピンポイントの場所を知らないと見つけられないと思ってたが、トネリコの木を見つけられれば意外とどうにでもなると云った感じ。

ここで見つけた個体が今日一番の鮮度でした。
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チョウセンアカシジミ♀#4
2014'06'21,新潟県

ここで昼過ぎになり、さらに標高を上げ山地性のゼフを探しに行くことにする。

この辺りはギフチョウを撮りに何度も来ているので結構詳しくなっているが、ギフチョウの最適な環境=ゼフの最適な環境とはならないところが悩みの種。スギ林じゃゼフは撮れませんし^^;

地図を見ると魚沼丘陵にある林道に、○印でブナ林と書かれたメモを発見した!笑
5年前にギフを撮りに来たときに付けたメモのようだ。フジミドリは期待しすぎだが、ウラクロシジミくらいいるのではと行ってみることに!

車で登るのに少々苦労したが、尾根に出るといかにも新潟っぽい、マンサクが多い背丈の低い広葉樹林だった。ここはギフチョウもゼフも、どちらもよさそうな場所である。

マンサクを叩くと、期待通りウラクロが飛び出す。山梨県内にもこれくらいの数がいればいいのに・・・。
雄はどれも活発で中々降りてきてくれないが、雌はむしろ飛ぶ気がないというくらい素直に降りてきてくれる。
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ウラクロシジミ♀
2014'06'21,新潟県長岡市

他はミズイロオナガやアカシジミがほとんどで、ファボやクリソ系には少々早いのかもしれない。

ウラクロに一通り付き合ってもらって、今まで特に意識してなかったミズイロオナガの黒帯発達型でも探すか・・・と、ミズイロオナガを中心に見ていると
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ウスイロオナガシジミ
2014'06'21,新潟県長岡市

あ・・・。
完全に失念してました。
今までスルーしてきた中にどれほどウスイロオナガが混じっていたのか分からないですが、意識して探してみるとそこそこの数がいた。勿体無いことをした^^;

太平洋側では中々見ることのない、ウラクロやウスイロオナガが簡単に見られるのも新潟の良いところ。

さてそろそろ帰るかと思い始めたとき、遠くにファボ系の卍飛翔が目に入った。
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エゾミドリシジミ
2014'06'21,新潟県長岡市

個体数はまだまだ多くないようですが、もう発生していたようです。
エゾミドリは未撮影なので、どこかで撮影してみたいですね。


梅雨の合間の1日でしたが、かなり充実した日でした。


チョウアカの採集・撮影はくれぐれも節度ある行動をお願いしたいものですね。
庭先のトネリコや畑の中に入らなくてはいけないポイントは出来るだけスルーして、人に迷惑のかかりにくいポイントを探してほしいものです。
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by crysozeph | 2014-06-22 17:07 |

クモマツマキチョウ@北アルプス(白馬・扇沢)①

土曜日、日曜日と北信へクモマツマキチョウを探しに遠征してきました。

ここ数年、南アルプスでのクモツキの撮影の難しさを思い知らされてきたので、有名ポイントでもまずは撮影しようと思いたったためです^^;笑


初日は白馬に行ってきました。
白馬は有名な沢が二本あるかと思いますが、今回は南側のポイントに行きました。ポイントと言っても、毎度のことながら正確な場所が分からないんですよねw

3時間も4時間も歩くことはないと信じて、林道を登り始める。林道の入口は標高は900mほどしかないので、もう初夏のようである。黒系アゲハやウスバシロチョウが沢山飛んでいる。

5月31日の誕生花でもあるタニウツギがちょうど満開で、そこにアゲハが集まっている。
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カラスアゲハ♂
2014'05'31,長野県白馬村

あまりカメラを向ける気にならないが、サカハチチョウがやたら多い。ふと気付くと、サカハチチョウにしては黒過ぎる蝶が混じって飛んでいる。

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フタスジチョウ♂
2014'05'31,長野県白馬村

え、フタスジチョウ?この蝶って7月のイメージでしたが・・・今年は季節の進行が早いのでしょうか?

そこから10分ほど歩くと、一旦杉林に入る。影の少ない林道上は汗ばむほどの陽気で、日影がなんとも心地良い。

ふと足元から、飛び立ったのは・・・
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ギフチョウ
2014'05'31,長野県白馬村

5月末なので、擦れてるのは仕方ないけども、フタスジチョウとほぼ同じ場所で同じ日に見られるとは、なんとも不思議な気分である(笑

気温が高いからか、このギフチョウは吸水してました。観察例は結構あるようですが、個人的にはギフチョウの吸水は初見でした。

2時間ほど歩いたでしょうか、標高1200mほど来ると季節も戻りクモツキが出てきそうな雰囲気を感じるようになってきた。

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白馬
2014'05'31,長野県白馬村
必要あるか分かりませんが一応修正しておきますw


本当は対岸に渡って砂防ダムの最上段に行きたかったのですが、水量が多くどうも無理そう・・・笑

こちら側の岸でハタザオを探してみたのですが、あまり良い環境に生えていない。

1時間ほど探してみたのですが、特に成果はなく河原を覗きながら下ることに。

林道上にもハタザオは所々ありポイントになりそうな場所もありますが、肝心のクモツキは飛んでいない。

結構下ってきたときに、ハタザオが群生している場所に出た。蝶は飛んでないが時期的には卵があるかもと、念のため探してみる。
かなりの数があるが、この中から卵は見つけることは出来なかった。

良い環境でしたので、腰を下ろして休憩。
腰をかけている斜面のちょうど手が届くところにポツリとハタザオがあり、ふと見てみると・・・すぐにオレンジの卵が飛び込んできたw

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クモマツマキチョウ卵
2014'05'31,長野県白馬村

標高をだいぶ下げてしまったので、やはり成虫の時期は外してしまったようだが、なんとかポイントであろう場所は見つけることが出来た。
付近を再度探してみたがそれ以上見つからなかった。

結構歩いたなーと思い車まで戻ってきたが、まだ13時^^;

クモツキは、ちょうど他の蝶の端境期に発生するので、あまり良い副産物が思いつかない・・・。
お手頃な場所にあるので、とりあえずヒメシロチョウのポイントに行ってみることにしましたw

春型が終わって、ヒメシロは飛古した春型の♀が数匹いたのみで、他の蝶といったらウスバシロくらい・・・笑

ここでも卵でも探すかと思い、マメ科の植物を片っ端から探してみると・・・、シジミの幼虫が見つかった!

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ヒメシジミ幼虫
2014'05'31,長野県白馬村

ぱっと種類は分からなかったんですけど・・・“希望から言えばアサマシジミ、でも現実はおそらくヒメシジミ”だろうなとw
自宅で調べたら、間違いなくヒメシジミでした。まぁツルフジバカマでしょうし、アサマは食べませんし^^;

ここでも特にこれ以上成果は出ず・・・
まだ時間に余裕があるので、オオルリシジミを見に行くことに。

初オオルリシジミである!あづみの公園は行けば確実に保護区で見られるだけあって、山で未だ見ぬ蝶を探すときとはまた違ったドキドキ感がある!

受付で場所を教えてもらったので、すぐ見つかった!標本では見たことあったので大きさは分かっていたが、予想以上に活発に飛んでたので、少し驚いたw
こちらももう雌の時期で、ほとんど新鮮な雄はいなかった。夕方でも活発なので、撮影は少々苦労しましたが、なんとか大人しい雌を発見。すぐに開いてくれた!

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オオルリシジミ♀#1
2014'05'31,長野県安曇野市

時間もなく広角にチャレンジする余裕はなかったが、初オオルリは満足できた!
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オオルリシジミ♀#2
2014'05'31,長野県安曇野市


日曜日は扇沢の有名なポイントに、クモツキのリベンジしました。

続きます。
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by crysozeph | 2014-06-02 19:33 |

クモマツマキチョウ@南アルプス

土曜日はクモマツマキチョウを探してきました。

昨年は5月下旬に行って少し遅かったので、時期を早めてみました。時期早い方が歩く距離少なくてすみますし(本音)

天気は申し分なく、季節も丁度いい。

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クモマツマキチョウのいる沢筋
2013'05'25,南アルプス

(環境の撮影するの忘れてきたので、昨年のもので代用^^;当然ですが、今年はこれよりも緑は少なかったです。)

時刻は8時過ぎだけど、すでに汗ばむ陽気だ。

たまに飛び出すシロチョウが紛らわしい。ただのスジグロシロチョウのようだ。ヤマトスジグロシロチョウもちゃんと撮影していみたいけど、中々機会がない^^;

ミヤマハタザオが多く、昨年雌を見た付近で待ってみることにする。


結構待っただろうか、対岸をクモツキの雄が飛んでいる!

急いで、水の少ない場所に回って渡る!

走る!ミヤマハタザオが多いので、止まってくれる可能性もあるので、とりあえずひたすら追う!


すると、突然目の前にガサガサと大きな動物が・・・。

くまぁぁぁぁぁぁぁ・・・・ではなく、カモシカでした^^;向こうも驚いたでしょうが、こっちも驚きましたw

角生えてたし、どつかれたら怪我してたな・・・。ちょっと距離をおいて記念撮影笑

カモシカ
2014'05'17,南アルプス


そんな出来事があり、クモマツマキは当然風に乗って沢の下へと消えてしまいました・・・。


さらに1時間くらいが経ち、対岸の父親が手を振り呼んでいる。声も届かないが、どうやら見つけたらしい!


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クモマツマキチョウ♂#1
2014'05'17,南アルプス

久しぶりに間近でみた。もちろん初撮影!

翅も開かないし飛ばない、あまりにも不活発なのでスミレに止めてみた。甚だしいやらせ(笑

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クモマツマキチョウ♂#2
2014'05'17,南アルプス


翅を90度くらい開いて、スミレに止まるシーンが撮影したかった・・・のですが、今日はこれで満足しましょう^^;

その後は、また飛ぶ姿を目撃するのみで撮影には至らず、正午も過ぎたので撤退。

帰り道なので、山梨県内のクロツバメシジミのポイントに寄ることにした。

インターからも近いし個体数も多いし、何かと助かってるここの場所^^;

小さいので慣れるまでは中々見つからないが、1頭見つけるとそこそこ数が飛んでいることが分かる。

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クロツバメシジミ♀#1
2014'05'17,山梨県


石の堤防の斜面、後ろは田んぼなので中々姿勢を低くして撮影するのが難しい^^;

交尾してる個体もいた!

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クロツバメシジミ♀♂#2
2014'05'17,山梨県


理想は、背景をもう少し距離のある場所で撮りたかったけど、角度はこれが限界。

ミヤマシジミも探したかったですが、残念ながらタイムオーバー。



クモマツマキの写真はイマイチでしたが、撮れなかった去年と比べればかなり前進しました。

やはりスミレやハタザオでの本物の吸蜜の写真が撮りたいですね。

来週か再来週、北アルプスでもう一度リベンジします(笑
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by crysozeph | 2014-05-20 00:15 |

オオウラギンヒョウモン@某所

土曜日からの3連休は九州に行ってきました。初九州です!

秋の九州は色々見たい蝶が多く目移りしてしまいます。ワンツにシルビアに迷蝶に夏眠明けのオオウラギンに・・・と笑

土曜日、始発で新横浜から新幹線で博多へ!

初日は福岡県内を見て回ることに。と云っても観光ではないんですけどね(笑)自分は観光するなら真冬じゃないと蝶に目がいってしまいダメですね^^;

まず、近場にクロツのポイントがあるのでそちらに行ってみることに。こちらのクロツは河川敷や堤防のイメージですが、ご存じの通り九州は海クロツ。

ポイントに着くとすぐにタイトゴメが見つかる。ツメレンゲのサイズを想像していたがかなり小さい。しばらくすると本命登場。

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クロツバメシジミ♀#1
2013'09'14,福岡県

やはり別亜種とあってどことなく雰囲気も違って見える。

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クロツバメシジミ♀#2
2013'09'14,福岡県

同じ個体だが、左右で黒点が微妙に違う。

海を背景に撮りたかったが、台風の影響で風が強くクロツもそれを避けるように草の中を飛んでいる。

個体はそこそこいたが、新鮮な個体はこの雌だけだった。

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クロツバメシジミ♀#3
2013'09'14,福岡県

後は波打ち際なのに・・・残念な広角^^;

新鮮な個体が少ないので、少し移動することに。駐車場に戻ろうと、遊歩道を歩いていると卍っぽく飛翔している瑠璃色のシジミが。ヤクシマルリかなと思い、止まるのを待ってみる・・・と。

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クロマダラソテツシジミ♂
2013'09'14,福岡県

お前かよwww

しばらくしたら今年も関東に現れるのでしょうね。時間を使いたくなかったので、この1枚のみ^^

この後は、ウラナミジャノメやワンツを探したが、上手くいかず初日は終了。



次の日。目が覚めるとまだ真っ暗。5時なのに西日本はやはり日の出が関東に比べると遅い。


二度寝を迷ったが、少し早くても暗くても叩きだせば良いじゃん!ってことでこの旅の本命を探しに行くことに。


現地に着くとやはりまだ薄暗い^^;
しかし・・・まぁ、なんもないだだっ広い草原である。湿地近くのアザミがポイント!という情報が頼りなので、まず水辺周辺を歩いてみる。
朝露がまだ乾いていないので、草原に入る気がせず、道沿いから2mの竿で届く範囲だけ叩くというなんとも怠惰な散策(笑)

一番最初に飛びだした蝶はこの蝶だった。

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ツマグロキチョウ#1
2013'09'15,某所

撮影は初めてという意識はあったが、どうやらツマグロキチョウは自己初見らしい(笑)
15年程蝶を追っかけまわしていてツマグロキチョウすら見たことがなかったという恥ずかしい結果だが、これでまた1種追加!

なんかピントが眼にしかあってないが、初ツマグロキチョウということで・・・まぁいいか^^;

擦れた夏型が多くて秋型はまだ早いのかなと思っていたが、5匹目くらいで新鮮な秋型が飛び出した。

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ツマグロキチョウ#2
2013'09'15,某所

やはりツマグロキチョウは秋型が格好良い!

気がつくとズボンは朝露でびっしょり・・・。まぁ着替えはあるからいいやと開き直って草原に分け入る。

これだけ広いと、前だけ見て「あの辺良さそう!」とだけ考えて歩いていると本当に遭難しそうである(笑)

ときどき振りかえりながら、車と目印の木を見ながら歩く。相変わらずツマグロキチョウは沢山いる。他はチャバネセセリやヒメアカタテハくらい。

すると、目の前から飛び出すヒョウモンが!居たか?!


・・・ツマグロヒョウモンでした。


まぁ前向きに考えて、同じヒョウモンだからこのあたりを探そう!ということに。


自分の中のオオウラギンはススキに止まっているイメージなので、ススキを中心に叩いてみる。

どんどん分け入って来たので、気付くと車が見えなくなってしまった。まぁ方向感覚は失っていないので、来た道を戻れば良いやとUターンしようとした瞬間・・・でけええええええ!

足元からオオムラサキくらいあろうかというようなヒョウモンが飛び出した。

これは見間違えないわ(笑)

飛翔力もウラギンヒョウモンとは桁違いである。目で追って・・・よし止まった。30mほど先に止まったのを確認してゆっくり近付く。

慎重に・・・ゆっくり覗くと・・・

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オオウラギンヒョウモン♀
2013'09'15,某所

後翅縁のハートマーク、その内側の大げさなほどの黒豹点。

これぞオオウラギンヒョウモン!かっこいい・・・。

(結構トリミングしてます笑)

よし、証拠写真は撮れた。慎重に近付いて・・・次の瞬間

!?!?!?

オオウラギンが視界から消えた。

何が起きたか理解するまで2秒ほど時間がかかった。そう、さきほどシャッターをきった場所からほんの2歩踏み出したその場は底なし沼かと思うほどの湿地だった(T0T)

気付くと腰まで沼に浸かっていた・・・。万が一の時の為に、財布とスマホはザックに入れてたから被害はズボンと靴と下着とテンションのみ・・・。久しぶりに泣くかと思った(笑)

オオウラギンヒョウモン=乾燥草原という固定概念が招いた事故ですわ。いやでも、探し始めたとき「ポイントは湿地」って自分で言ってたじゃん!

色々後悔はあるが仕方ない。靴もズボンも防水ではないが、そういうレベルでもなくなってしまったから、さらに開き直って「膝までなら許す!」とか訳分からん独り言良いながらジャブジャブ・・・いやグチョグチョさせながらオオウラギンに近付く(最早、どうかしてる笑)。

どうにかこうにか、2mほどまで近いて(ていうか数メートル先で惨事があったのにまだ止まっているw)改めて1枚という時に、レンズにも泥が付いていることに気付く・・・。
シャッターは切れるので壊れてない。とりあえず保護フィルター外して撮ろう・・・としてたら飛んで行ってしまった。

なんか、すっごく虚しかった。とりあえず、車に戻って着替える。レンタカー泥だらけにする訳にいかないし。当然靴の履き替えなんて持ってきていない。1回脱いだら、濡れた靴を履く気にならず・・・。もういいやってなった。
まぁ1枚撮れたし、次回は長靴持ってこようと学習できたし、初回はこれでいい。これで良かったんだ・・・。



靴は助手席に置いてエアコンガンガン当てて乾燥。乾くまで、車で適当に流しながら探す。結局車内から2匹見ることが出来、まぁ次は夏にでも来て見ようということでここを後にした。


まだ4時だが、ホテルに入る。とりあえず、風呂!






最終日の月曜。この日も4時に目が覚める。何もない休日なんかは11時半まで寝てるのに、こういう時は早く目が覚める。

夕方の新幹線が台風の影響で心配だが、1日まだある。目星をつけておいたシルビアシジミのポイントを朝一で覗いてみる。ここも海沿いなので台風の風がひどい。
ミヤコグサは沢山あって、シジミも沢山飛んでいるがヤマトシジミばかり。目が慣れると飛んでいてもヤマトとシルビアは区別が出来ると云うが、想像するに出来る気がしない(笑)

風がひどいので、吹き溜まりになっている一角を叩いてみると、ん?と思うシジミが飛び出した。いたいた、シルビアシジミだ。見分けることは厳しいが、雰囲気が違うくらいは分かるもんだ。
とりあえず、証拠しゃs・・・という時に突風に煽られてどっか飛んで行ってしまった・・・。その後も1時間ほど粘ってみたが、続かず。

そのあとも、ウラナミジャノメやクロツやワンツを探したが、どこも強風で蝶の姿が全体的に薄かった。

これ以上は無理だと判断し、最終日は普通に市内観光としました。帰りの新幹線は1時間ほど遅れましたが、なんとかその日のうちに帰ってくることが出来、まぁ一安心です。



オオウラギンの事故に台風にと、良くも悪くも印象深かった3日でした。


来週は、ルー様でも見に行ってきます。
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by crysozeph | 2013-09-17 17:19

ゴマシジミ@山梨、長野、岐阜・石川

今年のお盆はゴマシジミ三昧となりました。



初日は移動が主な目的だったが、どうせ行きがけのついでに山梨北部を覗いてみることにした。

韮崎・北杜の周辺では自分自身、2003年に明野で1♂(採集)、2004年に須玉で1♂(採集)、敷島で1♀(リリース)、2005年に北杜で3♂(2頭リリース)と、少し前は相性良かったのですが最近はまるでダメ。

というより、山梨北部は既に相性云々な状態ではないのかもしれない。



話が逸れたが、まずは昔のポイントを目指して林道を走らせる。

・・・が、当時の記憶を頼りに探してみるが場所すら分からない(最近、こんなのばっかり笑)。

仕方なく、付近を捜索するがワレモコウすら少なく私的既知のポイントは絶望的と思われる。


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旧ゴマシジミのポイント付近
2013'08'14,山梨県

もう少し開けていればなぁ。


ゴマシジミが無理そうなので、ムモンアカシジミのポイントを覗いてみる。

ここも数年振りに来た・・・が、家が建ってるし・・・。そろそろ真面目に山梨県内の各種ポイントを開拓しなおさなければならないな。

これ以上時間を浪費出来ないので、先週も行ったが、奈川のゴマシジミに切り替える。

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ゴマシジミの保護区
2013'08'14,長野県松本市

のどかな田園風景である。

いつものススキ原に行くとさっそく飛び出す。

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ゴマシジミ#1
2013'08'14,長野県松本市

軽く斑紋が流れている・・・ようにも見える。


既に午後なので、活発に飛んでいて開翅は望めない。


あまりにも暑いので、木陰で休んでいるとゴマシジミが林内を飛んでいる。産卵しているようだ。

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ゴマシジミ♀#2
2013'08'14,長野県松本市

かなり薄暗い場所なので、撮影しにくい。周りにはワレモコウが沢山あるのにも関わらず、この株に執着している。

休憩と産卵を繰り返しており、たまに近くに咲いている萩にも来る。
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ゴマシジミ♀#3
2013'08'14長野県松本市

個体数もまだまだ多く、これからもここは生息地ごと保護して欲しいものだ。

この日は岐阜県に少し入ったところで泊る。


翌日。


少し時期は遅いだろうが、白山山系まで山ゴマを見に行く。岐阜県の里ゴマも見たいが、やはりここも状況は厳しいようで、良い噂を聞かない。

中部縦貫道路が出来つつあるので、白川村までも結構すんなり行くことが出来た。安房トンネルと繋がればもっと楽になりそうだ。来年はギフチョウの時期にでも来てみたい。



さて車を降り、山ゴマなので歩かなくてはいけない。あー、何時間も歩くの嫌だなーと思っていると・・・登山道脇のコメツツジに何やら黒い蝶がいる。

平地だったらヒメウラナミジャノメと思い無視するような蝶である。ほー、これが山ゴマか。
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ゴマシジミ#4
2013'08'15,白山山系

すぐに飛んで行ってしまったが、改めて周りを見るとカライトソウが沢山ある。この辺がポイントなのだろう。

登山道を逸れて、旧道を登ってみる。しかし、この角度である。
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山ゴマのポイント
2013'08'15,白山山系

滑落しかけたという話を良く聞きますが、これは冗談にならない角度^^;


斜面の下を見ると数頭のゴマシジミが飛んでいる。時期はやや遅めだけあって、数は沢山いる。

しかし、大人しい個体はどれもこんなものばっかり^^;唯一、開翅の撮影機会があった個体だが、鮮度は最悪・・・。

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ゴマシジミ#5
2013'08'15,白山山系

もちろん新鮮な個体も多いが、とても追いかけられるような場所ではない。

結局最後まで、この大人しい個体に付きあってもらった^^;

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ゴマシジミ#6
2013'08'15,白山山系

コメツツジもほとんど終わってしまっているので、2週間くらい早い方がやはり良かったようだ。


大きくて青い個体こそゴマシジミの魅力!というのは大半の意見でしょうが、山ゴマの独特の渋さも少し感じられた日でした。
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by crysozeph | 2013-08-17 18:15 |

高山蝶@北ア

8月2日から1泊で槍ヶ岳付近まで行ってまいりました。

蝶の撮影ですので、例のごとく山頂までは行かなかったのですが、それでもかなり辛かったです^^;

途中で1泊し、そこからまた4時間歩いてようやく稜線です。
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千丈乗越
2013'08'03,北アルプス

ミヤマモンキチョウやタカネヒカゲがいるはずですが、あまり蝶の姿が見えません。たまにコヒオドシが飛んでいる程度です。
気温があまり高くないのですが、昼近くになって雲が上がってきたので仕方なく撤退です。

下山途中に1頭目撃しましたが、証拠写真が精一杯でした。
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タカネヒカゲ
2013'08'03,北アルプス

2500mほどまで標高を下げると良い感じの草付きがあり、すぐにクモマベニヒカゲを見つけることが出来ました。
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クモマベニヒカゲ
2013'08'03,北アルプス

もう1泊しタカネキマダラセセリを探そうと思っていたのですが、気力が減り、また天候があまり良くないのでそのまま下山しました。

下に戻ってくるといつもの場所にオオゴマシジミがいました。
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オオゴマシジミ#1
2013'08'03,北アルプス



翌日。

特に行こうと決めていた場所はないのですが、古いゴマシジミのポイントでも覗いてみることにしました。
結局場所が分からず、うろうろしているとネットを持った人がいました。最初、ゴマシジミかな!?と思ったのですが、良く思い出すとここはオオゴマシジミのポイントであったことを思い出す(笑)
前日、あまりオオゴマの写真を撮っていなかったので初めて来る場所ですし、覗いてみることに。

車を止めてカメラを持ってと準備していると、ネットを持った人にオオゴマシジミが止まってるよと教えて頂いた。新鮮だが、サイズが小さいとのことで撮影にと譲っているそうだ。私の他にもう一人カメラマンがいらっしゃって、楽しく撮影させてもらった。
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オオゴマシジミ#2
2013'08'04,北アルプス

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オオゴマシジミ#3
2013'08'04,北アルプス

ゼフのように極端ではないが、オオゴマシジミも角度によって微妙に翅の輝きが変化するようだ。

しかし相変わらず天気が安定せずぱらぱらと雨が降り出す始末で、オオゴマも撮影できる高さに降りてこないで崖の上を飛んでいる。仕方なくさらに標高を下げることに。

再びゴマシジミを探すことにし、今年から天然記念物で採集禁止になってしまった奈川のゴマシジミを探しに行く。

ここまで来ると天気も回復し、むしろもう少し雲が出ていてもいいような天気。

さすがに少し時期が早いかなと思ったのですが、1頭確認出来ました。
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ゴマシジミ
2013'08'04,長野県松本市

羽化直後なのかあまり活発ではなく、開翅も期待したのですが、結局開かず畑の中に飛んで行ってしまいました。

その後も蕎麦畑の中を飛ぶ個体を数頭見かけましたが、撮影には至らず少し残念。まだ最盛期ではないですし、見られただけでもラッキーでしょうかね。

他はヒョウモンやセセリが多く、各種アカツメクサに集まってました。
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アカセセリ♂#1
2013'08'04,長野県松本市

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アカセセリ♀#2
2013'08'04,長野県松本市

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スジグロヘリグロチャバネセセリ
2013'08'04,長野県松本市
ご指摘ありがとうございます。

アカセセリが撮れた!嬉しい!とその場では思っていたのですが、帰って良く見てみると半分くらいコキマダラセセリだった。上2枚は一番アカセセリっぽいものを選んでみたがどうでしょうか?
スジグロチャバネとヘリグロチャバネは採ってみないと私には区別出来ませんので、これはどっちだか・・・(笑)

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アカセセリ♀#4
2013'08'04,長野県松本市

ゴマシジミを見ると、もうハイシーズンも終盤ですね。
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by crysozeph | 2013-08-05 12:40 |